2024.09.17

声変わりの謎

昨日は性欲調査の結果が衝撃的で核心に迫れなかったので、本日再挑戦。

声変わりは男女ともに思春期に性ホルモンが増えることによって喉仏の位置や形、

発声器官である声帯の太さと長さが変化し、声の高さが変わることです。これが

成長過程に見られる正常な二次性徴です。男子は13〜14歳ごろ、女子は12〜13歳ごろに

性ホルモンの分泌が高まります。特に男性では男性ホルモンの影響で甲状軟骨が前後に長くなり

喉頭隆起(いわゆる喉仏)が目立つようになります。声帯靱帯が前後に引っ張られることと、

男性ホルモンの影響で太くなります。女性の変化は男性に比べて僅かなのです。

声変わりによって、高い声が出なくなる、声が裏返る、声が掠れるなどの症状が出現し

人によっては数ヶ月から2年ほど継続するようです。最終的には男子は1オクターブ、

女子は2、3音程度声が低くなります。

男性ホルモンを注射している性同一性障害の方は、声が徐々に低くなってきます。

思春期男子の声変わりを人為的に起こしているものと同じなのです。この男性ホルモンで

月経がなくなり、体毛が濃くなり、筋力が増強するなど様々な男性化が起こってくるのです。

うちの奥さんはただの声変わりなのかな?と思い聞いてみると生まれた時から低かったらしいです。