2026.06.22

女性の痛みは男性よりも強く感じる?

女性の痛みは男性よりも長引くことが最新の研究からわかったそうです。もちろん、思い込みでも誇張でないことを私は以前より知っていましたよ〜。米国のミシガン州立大学の研究によると痛みを「終わらせる」過程に関与する免疫細胞の働きに男女で大きな違いがあるようです。白血球の一種で単球と呼ばれる免疫細胞は炎症部位に集まります。主にテストステロンなどの性ホルモンの影響で男性の方が探求が活発に働いて痛みの解消を早めることがわかったのです。一方、女性は免疫反応が男性よりも弱く痛みの回復が遅くなるのです。つまり、男女の痛みの違いには生物学的根拠があるのです。研究によると、単球の特定のサブセット(小さなグループ)が抗炎症性分子のインターロイキン−10を産生します。この分子が痛覚神経に直接作用して痛みを鎮めるのです。さらにインターロイキン−10を産生する単球は、男性において女性よりはるかに活発であることもわかりました。また、男性ホルモンを遮断するとこの効果が逆転したという事実から、ホルモン、免疫活動、疼痛解消の関連性を強く示唆しているのです。「痛みの解消は受動的なプロセスというわけではなく、免疫系が多いに関与、主導している」ということが明らかになっています。マウスでの実験も全て同じ結果を示したそうです。私個人的にはマウス!?という気持ちですが・・・さらに米国ノースカロライナ大学のセーラ・リンステッド准教授らの共同研究で、交通事故で負傷した例でも男性の方が痛みの回復が早く、インターロイキンー10の活性が高い傾向にあったのです。慢性疼痛は女性に多く、今まではしばしば主観的あるいは心理的なものと片付けられてきましたが、今回のホルモン・免疫活動が関与していることが明らかになり、痛みを覆い隠すのではなく、迅速に解消する治療の研究が広がることを期待できます。疼痛が慢性化する前にそして定着する前に実施する非麻薬系の治療について新たな道が開かれようとしています。今後もっと研究が進み、痛みで困る女性がいなくなると良いですね。つまり痛みに弱い女性は弱虫ではないのです。悩んでいる女性は勇気づけられたのではないでしょうか?