子宮頸がんワクチンに思う
昨日の続きになりますが、確かにTVで放送されていた内容ですが、
中学生の女の子がけいれんする様子、また日常生活をおくるのが困難な状況に
陥ってしまったことは、紛れもなくワクチン接種がターニングポイントであれば
なぜそのようなことが起きるのか?ということを明らかにしなくてはいけないと思います。
「ワクチンと痙攣は因果関係がないと、大学の偉い先生が発表しました」だけでは本人も
家族も到底納得できないと思うのです。私が娘が同じ状況になれば思うことは一緒です。
新型コロナウイルスワクチンの副作用であっても同様です。因果関係を明らかにすることは
困難であっても、ワクチン接種を自分の意思で選択できれば良いのかもしれません。
例えばの話ですが、HPVワクチンを打たずに子宮頸がんに罹患し、末期状態となり、
性器からの出血がとめどもなく続き日々輸血を繰り返しながら、両親、家族に見守られながら
命を引き取ってしまう、そんな側面がもし切り取られていたら状況は違うかもしれません。
ですから以前から言っているリテラシーを持ち合わせ、データに基づいて冷静に判断することが
今後重要になってくると思います。
女性1万人のうち子宮頸がんになる割合は132人。それに対して予防接種の有害事象が出現するのは
5人と大きな違いがあります。人数や割合のことで言いたいわけではありません。ですが、
①予防接種を受けなければよかった人よりも、受けておけば良かった人の方が多い
②予防接種後に起きた出来事とワクチンには因果関係はない
③世界ではHPVワクチンが普及すれば子宮頸がんの根絶が可能な見込みがある。
以上の3点からは私個人的にはHPVワクチン接種を勧めております。
女性の皆さん今一度じっくり考えてみてください。
ちなみに、HPVワクチンの有効性は45歳までは証明されており、40代前半の方はまだ
間に合います。