2024.10.10

寝てもスッキリしな〜い

皆さん、朝スッキリしていますか?8時間寝てもスッキリしないこともあれば

5時間くらいの睡眠でも意外とスッキリ目覚められることもありませんか?これが、

睡眠の質なのです。スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所の所長である西野精治さんは

睡眠の最初の90分さえ質がよければ、残りの睡眠も比例して良質になるのです。

逆に最初の睡眠でつまづいてしまうとどれだけ長く寝ても自律神経は乱れてしまい、

日中の活動を支えるホルモンの分泌にも狂いが生じるらしいのです。え〜〜〜本当?と

思いませんか?なぜ90分なのか?

寝ついた後にまず訪れるのがノンレム睡眠(脳も体も休んでいる)で、最も深い眠りです。

その後レム睡眠(体は眠っているが脳は働いている)が訪れ、再びノンレム睡眠へ、そのサイクルを

一晩で4〜5回繰り返します。明け方になるにつれてノンレム睡眠は浅く短くなっていきます。

最初の3時間くらいの間に訪れるノンレム睡眠は比較的深いので、ゴールデンタイムとも言われます。

このゴールデンタイムはノンレム睡眠の質が悪かったり、外部から阻害されたりすると、成長ホルモン

は正常に分泌されないのです。さらに疲労回復にも関わっているそうです。最初の90分(または3時間)

をしっかり深く眠ることが、睡眠の質を上げる最大の鍵なのです。

じゃあどうするの?ですが、「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」つまり室内環境は涼しく、布団内は

暖かくしようということです。足は布団の中で33℃くらい。室温は冬は20℃以上、夏は26℃以下に

保つようにするべきです。そのためにはエアコンはつけっぱなしが理想とされます。電気代が・・・

と思われますが、つけたり消したりよりも良いみたいですよ〜