ここ最近、一流のアスリートが「体幹を鍛える」という言葉をよく使いますが、皆さん憧れませんか？

体幹！とよく聞きますが、はっきり説明できますか？体幹というのは字のごとく体の幹になって支え

ている部分のことなのです。それを支えている筋肉がインナーマッスルです。インナーマッスルとは

体の外側から見える大きな筋肉（アウターマッスル）ではなくて、関節周囲やおなかの内側にあるもの

です。わかりにくいかもしれませんが、お腹なら、腹横筋、横隔膜、骨盤底筋などです。

これら体幹の筋肉が弱ると体のバランスがうまく取れずに、転んだ時にけがをしやすくなるのです。

女性は特に骨折など大きなけがにつながりやすいのです。

体幹を鍛えるのにバランスボールが有名ですが、皆さんはお持ちでしょうか？

我が家にも数年前の福袋に入っていた緑のバランスボールが鎮座ましましています。（笑）

実はこれ初心者向けではないようです。運動に慣れている人以外は使わない方が無難です。実際に

バランスを崩して腰をひねってしまうなどのけがをした人もいるようです。

一昔前にロデオマシーンなるものもありましたが、転倒して腰を痛めたり、骨折したりする人も続出し

問題となったようです。

アスリートならまだしも、我々一般人は（ウルトラマラソンをねらっている方は別ですよ）、

ウォーキングやジョギングなどでも体幹は十分に鍛えられます。

健康のためには汗をかいて、脈拍が少し上がるくらいのきつさが必要なのです。自分の意志とは無関係に

機会が勝手に手足を動かしてくれるやり方は効果ありません。自分で汗をかかなければダメです。

お勧めはダンベル運動です。ペットボトルでも十分なのですが、モチベーションのために専用の

ダンベルを購入することをお勧めしたいです。男性なら5㎏、女性なら2㎏から始めましょう。

そしてからなら2個買うことを忘れないで下さい。左右の腕を同時に動かすようにしないといけません。

特に女性の皆さんは手足の筋肉を鍛えておく必要があります。手足の筋肉が弱いと転んだ際に自分の

体を支えきれずに、顔面のけが、骨折をしたりしてしまうからです。