2024.08.21

昨日に続いて・・・

今日は何の日の話題をさせていただきます。

今日8月21日は、1192年に源頼朝が征夷大将軍に就任した日とのことです。

私の大好きな大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では大泉洋が好演しておりました。

三谷さんの脚本なのでコメディータッチになっていましたが、実際のところは

義母弟の源義経を冷遇した冷淡さが語られることもありますが、政治力、人材掌握力

は非常に高く、江戸幕府を開府した徳川家康も頼朝の政治手腕を参考にして、

幕府政策に役立てていたと研究されています。

本題ですが、彼(源頼朝)の死因については諸説あり、昔のことで断定することはできません。

脳卒中説、受傷後の破傷風説などが考えられておりますが、その中に頼朝が水を飲んで亡くなった

とする説もあります。乗馬の名人とされていた頼朝が落馬して・・・という歴史書の記載があり

私は脳卒中説を推していたのですが・・・さらには硬膜下血腫により亡くなったのではないかと

勝手に想像していました。ですが、考えようによっては、落馬自体は脳卒中発作によるもので

一旦は回復したのですが、療養中に水を誤嚥し、肺炎から敗血症をきたしたということも

大いに考えられます。すなわち、今でいう誤嚥性肺炎で亡くなったのではないでしょうか。

そもそも、平清盛に伊豆に流され、石橋山の戦いなどなどで、何度も急死に一生を得てきたわけで

そのストレスにより虫歯や歯周病を悪化させて全身が蝕まれていたのかもしれませんね。

今の時代に頼朝が生きていたのならば、適切な歯科の治療や口腔ケアを受けることができて、

脳卒中で倒れても寝たきり状態であったとしても、少なくとも誤嚥性肺炎で命を落とすことは

無かったのではないでしょうか。