2026.02.05

暗くして寝ると…

私が昨年の夏から実践していることがあります。真っ暗にして寝ることです。どうしてもクリニックで働いていると日中、夜中近く22時ごろまで残務整理などをしていると人より多くの蛍光灯の光を浴びている気がします。直接太陽を浴びることは極端に少ないと思いますが。人の体は朝の光で交感神経が有意な活動モードに入り、行動的で集中力、緊張感の高い状態にすることができます。それが夕方以降は副交感神経が有意なリラックスモードになります。この夕方の自律神経の切り替えがスムーズにいくかどうかで、その日の眠りの深さが大きく変わってしまいます。このことに光が強く影響するのです。夕方以降は明るい光、特にブルーライトは避けるべきでしょう。日中のブルーライトは問題ないのですが、夕方〜夜間では夜に睡眠ホルモンが出にくくなることがわかっています。スマホやタブレットと睨めっこするだけで約1.5時間睡眠のスタートが遅くなり、翌朝の目覚めも悪化します。ブルーライトカットレンズ、メガネも一時期流行っていましたが、はっきりとした効果は証明されていないようです。結局スマホなどの使用を控えて、照明を明るめにすることが一番効果的なのです。部屋の明かりを暖色系の間接照明やキャンドルに切り替えることでも、睡眠ホルモンのメラトニンの分泌を増やすこともできます。また寝る際には真っ暗にして眠ることはオススメです。以前は小玉?常夜灯?を消して寝ることで睡眠の質が上がることを実際経験しております。東洋医学的には17〜19時は生命力にとって重要な「命門の火」が灯る時間とされています。命門って知らないよ〜の人が多いと思いますが、いわゆる生命(いのち)の火のことです。「生命エネルギーはすべて命門からもたらされる」とされ生命力そのものを意味します。命門の火は動よりも静を好むために、昔から夕方の過剰な活動は良くないとされてきました。現代医学で言うところの自律神経の切り替わりを意味しているようにも捉えることができます。残業などがあったり、夜勤があったりとなかなか休憩時間へと切り替えるのが難しいかもしれません。それでもできる範囲で、生活のタイムスケジュールを体のスケジュールとシンクロさせていくべきだと思います。夜間のランニングや筋力系の運動は交感神経が興奮して副交感神経への交代がスムーズでなくなるのであまり好ましくありません。