朝ごはんとリスク
皆さんは、朝ごはんしっかり食べていますか?私は自宅とクリニックの間が
車の移動で10分ほど離れているので、その間におにぎりを食べてクリニックに向かいます。
ここで注意!本来はおにぎりを食べながら運転してはいけないようです。知り合いの警察官によると
道路交通法第70条に定められている安全運転義務に違反する可能性があります。
もちろん、タバコも、飲み物も、食べ物もダメなようです。これからは気をつけます。
我々40歳代は責任世代と言われており、コロナの影響で宴席は少なくなったものの、接待や
おつきあいで就寝時間が遅くなり、ギリギリまで寝て朝食を食べずに出勤するというような
毎日を送っている方の話も耳にすることがあります。
令和元年厚生労働省の国民健康・栄養調査報告(令和2年はコロナ感染の影響で中止)では、
朝食の欠食率は30〜39歳が24.6%%、40〜49歳が22.5%、50〜59歳は17.8%、それ以降は
年齢が上がるにつれて低下傾向です。男性は40〜49歳が28.5%と高く、女性は30〜39歳が22.4%
と高い特徴がありました。朝ごはん抜きの何が悪いの?お腹が減るだけじゃん?と思っていませんか?
朝食を食べない人は高血圧になりやすく、さらに肥満、糖尿病、脂質異常症のリスクも上がることが
報告されています。さらに、朝食をとることで消化管が動き、その消化管運動によって睡眠中に低下した
体温を上昇させて、心身ともにエネルギーに満ちた状態になるのです。また、体内時計のリセット効果が
太陽を浴びることと、朝食をいただくことで1日の周期を24時間に調整しているとのことです。
朝は気持ちが悪くて・・・食べられないなという方も習慣になっている可能性がありますね。
明日は食べない弊害について詳しく説明します。 でも食べながら運転はダメですよ〜〜〜