2026.05.05

水虫絶滅作成!

5月5日は菖蒲の節句とも言われ。浴槽に菖蒲の葉を浮かべて入る風習のあるご家庭もあるのではないでしょうか?何百年も前から続いてきた日本古来の習わしなのです。この日に、菖蒲湯に入ると言う習慣が生まれる前は、強壮解毒薬である菖蒲の根を、干して煎じて飲んでいたようです。旧暦の5月といえば田草取りで忙しくて田んぼには虫もたくさんいるし、湿気も多い季節です。毎日の重労働で疲労が重なって、虫に刺されて化膿しやすくもなります。その上、水虫のような白癬菌が皮膚について皮膚病になりやすいのです。そこで薬湯を飲んで疲労を取って、菖蒲湯に入り、植物の酸によって皮膚の消毒を行なったものと思われます。こんな季節になると足の指の間が痒くなってくると言う人が結構多いのではないかと思います。指の間を広げてみると、小さな水疱ができていたり赤くただれていたりすると、汗疱状白癬、俗に言う水虫です。水虫はカビの一種である白癬菌が、手のひらや足の裏や指と指の間などの皮膚の厚い角層部分に繁殖するものなのです。白癬菌の発育はみなさんご存知のカビと一緒で高温多湿の状態に盛んになるのです。気温が低く乾燥している冬季には、白癬菌の発育はあまり活発ではなく、水虫は死んだように鳴りを潜めてじっとしています。でも、この間も来るべき高温多湿の時期に備えて、水虫は着々と準備をしているのです。それを考えると今が水虫退治を始めるにはちょうど良い時期なのです。水虫は難攻不落の城とも言うべき、厚い角質の中に住み着いているので、ちょっとやそっとでは絶滅には追い込めないのです。気長に攻め落とすしかないのです。風呂に入って患部を石鹸でよく洗い、出てきたら綺麗に水を拭って乾かす。そして患部に薬を丁寧に刷り込むのです。私が学生時代に習った皮膚科教授の授業では、くるぶしまでしっかりと薄く軟膏を塗ると言うことでした(私の記憶が正しければ・・・)。朝、靴下を履くときにもきちんと薬を塗る。これをきちんと日課のようにして秋口まで継続すれば、いかに頑固な水虫といえども絶滅させることができます。たかが水虫ぐらいと、と思われるかもしれませんが、化膿してそこから最近が入り込み、リンパ管炎やリンパ腺炎、さらには静脈炎を引き起こして、発熱や疼痛を起こすことがあります。こうなる前にやっつけることが可能ならばやってみるのも一つでしょう!