2025.02.28
熱がある時は要注意
昨年末ごろに風邪についてブログで取り上げました。風邪の症状は基本的に「のど・鼻水・せき」と
言ったつもりです。もう一つ重要なもの「熱」があります。ただし熱が加わると診察する我々は、
身構えてしまいます。コロナ?インフル?ではなくて重症度の高い病気の確率が高くなるからです。
「風邪は万病のもと」と言いますが、いろんな病気を引き起こすからではなくて、風邪に似た全然
別の重症な病気もあるからです。風邪から始まる重症な病気の一つに肺炎があります。肺炎は日本人
死因の第3位で、最近特に関心が高まっております。のどの痛みや鼻水の症状が軽いにも関わらず、
咳がひどかったり、痰が多い時に肺炎を疑います。でも、痰や咳が酷くても熱が無ければ安心です。
少しこじれて気管支炎になっている可能性もあります。
のど・鼻水・咳の風邪の症状が無くても、熱がある場合もあります。そんな時も「風邪をひきました」
と受診される方もおいでます。はっきり言って風邪っぽくないのです。女性であれば腎盂腎炎、男性
であれば前立腺炎を疑い、頻尿など尿症状について深掘りしなくてはいけません。
寒気がひどくてガクガクする(我々は悪寒と言います)ような場合は重症の病気の可能性があります。
まとめると・・・
のど・鼻水・咳でも、咳が一番酷くて熱が続く→肺炎の恐れ
のど・鼻水・咳の症状がないにも関わらず発熱した→風邪出ない可能性あり
熱だけでなく、寒気と震えを伴う場合→重症な病気の現れかもしれない。 ということになります。
参考にしてくださいね。