男性更年期 ふたたび・・・
3月にも一度話題を上げさえていただきました。男の更年期です。
前回(3月)は診断基準などを書きましたがわかりにくいと辛辣なご意見をいただきました。
ハッキリ言うと「性欲のおとろえ」です。
男性の精巣で作られるテストステロンは、人間の三大欲求の一つである性欲をコントロールしています。
ですが、年練を重ねるにつれて精巣の中でテストステロンを生み出すライディッヒ細胞の数が減少し
それゆえに、テストステロンの分泌量が減少してしまい、性欲の低下につながるのです。
次に、「手足が細くなり、お腹だけがぽこっと出てしまっている」そんな体型になりがちです。
ありますよね。先生は?と聞かれますが、お腹だけじゃないんですよ出ているのは・・・
男性がこの体型になるのはテストステロンの分泌量が減少しているからなのです。
中高年のこの体型はテストステロンの分泌量低下なのですが、テストステロンの役割の一つに
筋肉量の維持があります。テストステロンは20歳代前半をピークに減少するので、
意識的に運動をしていないと50歳になる頃には筋肉の低下に伴って手足が細くなります。
筋肉量の維持に加えて、内臓脂肪が貯まるのを抑える働きもあり、お腹がポコっと出てしまいます。
50歳代でお腹が出てきたな・・・ということであればテストステロンの減少つまり男の
更年期かもしれませんよ〜以前よりも仕事の能率が下がってきた、何事にも意欲がなくなった
とお悩みであれば、一見うつ病のようでもありますが、更年期であったケースもあります。
テストステロンの分泌量が多い男性ほど行動力があり、仕事ができる説もあります。
だからテストステロンは別名「社会性ホルモン」ともいわれるのです。面白いですね。
女性の更年期は、イライラしたり落ち込んだりマップダウンがありますが、男性の場合は
うつ病のように気持ちがダウンしてしまうのです。気になる方はご相談くださいね。
ちなみに私は、腹は出ていますが、20代から出ているので更年期とは言えません。笑