2025.01.10

筋肉の維持

一昨日のタンパク質談義の続きになります。どうしても1月9日には一休さんを

語りたくて昨年から企んでいました。大仕事を終えた気分です。

数年前に厚生労働省が日本人のタンパク質摂取には不安があるとの報告を出しました。

30歳から64歳の働き盛りの人の2割以上が、たんぱく質の摂取に問題があると

いうのです。良質なタンパク質を食べていないことと、総摂取量が少ないと言う点です。

筋肉を維持するにはどうするかというと、老若男女に共通するのですが、体重1kgあたり

1gのタンパク質を食べなくてはいけないのです。

ですが、最近は1.3倍くらい(筋肥大を目指すなら2倍)必要だとも言われています。

腎臓病を患っている方は主治医と相談しながらすすめましょう。逆にタンパク質制限があります。

大事なことは、食べ物にどれくらいタンパク質が含まれているのかと言うことです。

ざるそばですと、1人分に15.9gのタンパク質が入っています。そうすると50kgの人であれば

3皿と少しを摂取しなくてはいけません。でも朝も昼も夕食もざるそばを食べる人なんていませんね。

だからざっくりと食事の中に含まれているタンパク質を知っておくと良いのではないでしょうか。

サンドイッチはハム、バターなどが挟まり平均して12.7g、唐揚げ3個で13.5g、餃子6個で8.2gと

言うふうに大体の数値を覚えておくと便利です。今日はタンパク質が足りないな〜と言うあなた!

鯖の味噌煮の缶詰は25gのタンパク質が入っています。肉まん、あんまんは9.5gです。

タンパク質といえば肉!と感じるかもしれませんが、100gあたりで鳥の胸肉23.3g、豚バラ14.1g、

豚肩ロース19.7g、牛バラ12.1gと10gから20gのことが多いです。

魚はマグロ100gで26.4g、鮭で22.5g、ブリで21.4gです。大体20g換算です。

こんな数字覚えられないと言う方がほとんどですが、

なんとなく体重に匹敵するだけタンパク質を摂っているのかを予測するのも大事なのだと思います。