”老け見え”は嫌だなぁ〜
今年の1月の大雪の時、あ〜疲れた〜とお風呂場の鏡に映った自分の顔を見て・・・唖然としました。普段からあまり鏡を見ない方なのですが、老け込み具合に絶望的な気持ちになりました。そうでなくても、睡眠不足で無理が続くと目の下のクマなどが気になるお年頃になってきました。基本は寝不足なのです。この私が鏡の私を見て思った自覚的評価が当たっているのかどうかを確かめた研究がいくつかあります。その研究では健康な成人女性の睡眠を3時間または5時間に制限して、翌日の顔の変化を評価しました。たった一晩でしたが、変化は明らかでした。目元に限定しても目は腫れぼったくなり、まぶたは垂れ下がり、クマは濃くなる傾向にありました。皮膚の色調も変化して、皺や小皺も増えました。皮膚は皮脂分泌も水分量も低下して張りのない状態になりました。顔に現れた廊下のサインは本当だったのです。一晩程度なら・・・と頑張れますが、一晩でも顔は確実に老化するのです。仕事を家に持ち帰って頑張ったり、遅くまで職場に残っていると基本的には睡眠時間も削ってしまうことにつながります。仕事は間に合っても顔は疲れて老け込んでしまいます。そして人に良い印象を与えられそうになくなります。自分が思う以上に疲れは顔に出ているのだなと思って鏡を見ることにします。見た目ついでに、見た目の老化は体内の若さと直結しています。数日間の睡眠不足であれば、負債を取り返せるでしょうが、私のように日常的に5、6時間の睡眠を継続して睡眠負債を抱えていると、全身が老化してしまいます。見た目年齢は、私が専門とする老年医学でも熱い分野です。2009年に報告されたデンマークの双子研究では70歳以上の双子1,826名の顔写真を実験協力者グループに見てもらい、年齢を推定してもらいました。結果として評価と双子の実年齢との間で、見た目の評価と実際の体内年齢に有意な相関があったのです。やはり、睡眠不足をはじめとする生活の乱れは、体を確実に老化させるのです。老け見えしないためにも今日から早く寝ます(笑)。