2026.05.25

耳鳴り

芽を出し遅れた小枝も、今ではすっかりと葉並を揃えて、すっぽりと新緑の衣を纏っています。このところ新茶の香りと味を楽しみながら、調べ物をしたり、書き物をしたりします。日曜日であれば、なるべく早いうちにアレとこれをやってしまってから、ポンポンたちと散歩に行こう!と張り切って机に向かってしばらくすると、突然、電話が鳴り響き「マンション買いませんか?」という不動産投資のお誘い電話。一生懸命話をしているそのテンションにお付き合いできず、向こうも仕事であると知っているものの、こちらの立場もよくわからず、騒音のような言葉のシャワーを浴びさせられてしまう。おそらく新人なのでしょう。私はこの手の電話が非常に嫌いで、不愉快になるので困ってしまいます。騒音と言えば、バスの中でヘッドホンから漏れてくる音楽も相当な騒音です。これはそれほど大きな音量ではないものの、なんとも気になってしまいます。ヘッドホンで音楽を聴くことは、周囲の人たちに迷惑をかけるばかりではなく、聴いている本人の耳にとっても、極めて迷惑なことなのです。実はヘッドホンの使用による聴力障害が、深刻な問題となってきています。ヘッドホンを使用するようになってから、耳鳴りを感じたり、聞こえが悪くなったりしたことを認めている若者がかなりいます。これらの症状がヘッドホンを使用した直後のごく一時的なものであれば、それほど心配はないのですが、ヘッドホンによる聴力障害は、そう生易しいものではなさそうなのです。というのも、いろいろな調査によると、長期間ヘッドホンを使用すると、個人差はあるにせよ、聴覚に多少共に障害を及ぼすことが明らかになってきたのです。ヘッドホンの使用には、中学生から小学生へと低年齢層にも移行して、その使用期間も長くなってきています。これによる障害が広がれば、大きな社会問題となって教育上の問題ともなります。このヘッドホンによる聴力障害は、強大な音による一種の外傷とも言えます。最初は音を感じる内耳のもう細胞が変性して、さらに長期間大きな音にさらされると、聴神経まで障害を受けて、恒久的な聴力障害となり得るのです。ヘッドホンを使わないにこしたことはありませんが、どうしても使わないでいられない人は、1〜2時間聴いたら、少なくとも30分くらいは耳を休ませる必要があります。2024年に発表された認知症の原因とされるもので回避可能なものの中に難聴があります。今から難聴になるべく生活をしていれば、もちろん認知症に直結してしまう可能性しかありません。今一度考えてみましょう!