肥満談義②
今日は、1番の関心事項だと思います。肥満の治療です。私は最大体重118kgまであったことを覚えています。室蘭時代か大阪時代だったかは忘れましたが、太りすぎていて内股が股擦れになっていました。不規則な食生活とハードな生活で全く運動せず、ストレスを感じたら過食することで紛らわしていたあの頃…体には良くなかったのでしょう。2010年に金沢にやってきて、ノーストレスで時間が止まっているように感じたのも事実です(笑)。でも実際には、ストレスからの解放!これが体に一番良かったのかもしれません。話を基に戻します。肥満は修正あるいは治療可能なリスクですが、現代社会のように「肥満を発育する」環境の中で実行するには骨の折れる努力が必要です。実際に減量に成功しても90%の確率でリバウンドします。食事療法はカロリー摂取量を減らす(マイナス500〜750kcal/日)ことを目指します。砂糖入り飲料やアルコールの削減、果物や野菜の摂取量の増加などが必要となります。中程度強度の有酸素運動(最大心拍数の50〜70%)は、内臓脂肪の減少に有効です。筋トレは減量中に筋肉量を維持するためには必要です。お薬で言えばGLP -1受容体作動薬(リベルサス、マンジャロ、オゼンピック、トルリシティ、ビクトーザなど)は過体重または肥満を伴う糖尿病患者の体重を10%程度減少させて、心血管疾患や心不全の抑制に有効です。2024年4月に発売された大正製薬の「アライ」は内臓脂肪・腹囲を減らす薬剤です。よう指導医薬品なので購入に際しては薬剤師さんと対面して情報提供を必須としています。つまりネットで購入するわけにはいかずリアル店舗で面談して条件をクリアした人でなくては購入できないハードル高めのお薬です。かつ購入する3ヶ月前から食事や運動などの生活習慣の改善をこなう必要があるのです。初回購入の1ヶ月前から生活習慣、腹囲、体重をつける必要があるのですが、WEBで記録用シートをダウンロードできます。アライの購入の3条件として①18歳以上であること、②腹囲が男85cm以上、女90cm以上、③食事・運動の生活習慣改善の取り組みを行なっているの3つが絶対必要なのです。アライのメカニズムは食べ物の脂肪を分解する酵素の働きをブロックすることで、食べ物由来の脂肪のうち約25%を便として出すのです。でも副作用として便を伴うオナラと油の漏れということです。他にも防風通聖散(漢方)はナイシトール、コッコアポEXという名前でも販売されています。外来でも防風通聖散は大人気です。過剰な食欲を除いて、便通を良くした上で、お腹周りをはじめとして全身についた余分な脂肪を分解・燃焼してくれる漢方なのです。アライは内服したことはありませんが、患者さんに相談されたので調べてみました。個人的にBMI33ぐらいの時に胃にリングをつける手術を受けたいなと思って◯ツ谷◯ディ◯ルキュ◯ブという痩身手術で有名な東京の病院に電話して尋ねたことがあります。ですが、その時点ではBMIが足りないと言われました(笑)。それから普通に痩せようとポンポンと散歩を開始したのです。参考になりましたか?