2026.01.07

脳トレゲームは効果あるの!?

「脳を活性化させる」「脳をトレーニングする」と言われる、いわゆる「脳トレゲーム」は「認知機能を高めて脳の老化を防ぐ」という謳い文句のもと、世界中で10億ドル規模の利益を上げてきたといいます。本当にそうなのか?みなさん疑問に思っているはずです。カナダのウェスタン大学の研究によると世界各地から8563名の被験者を対象として脳トレゲームの習慣とその効果について大規模な検証実験が行われました。1009名が最短で2週間、最長で5年以上脳トレのゲームを続けていて、残りの約7500人が一切していませんでした。参加者全員に記憶力、推論力、言語能力などを評価する12の認知機能テストを実施した結果、なんと!いずれの認知機能においても日常的に脳トレゲームをしているグループが優位になることはありませんでした。しかも、脳トレゲームをしてから1ヶ月未満の参加者と1年半以上続けている参加者と認知機能テストの成績が同様であったことから、長期にわたってゲームをしても初期に低かった認知機能が改善されたと解釈する余地もなかったようです。普通に1年半以上続けている参加者の皆さんも、認知機能が優れている事実はなく、参加者の年齢、脳トレの種類、教育・社会経済的地位のいずれを分析しても、脳トレをしていない人たちと結果は同様でした。日本でもゲームで発売されていました。某大学教授監修とうたっていました。さらに脳トレブームが起こりましたが、脳トレゲームによる認知機能向上は残念ながら期待できそうにはありません。ただし、我が家の長男・次男が言うには、認知機能の向上をもたらさなくても、日々のストレス解消になったり、友人との絆が深まる体験に繋がれば、それこそ「くじけない、へこたれない脳なのでは?」とうまい事を言います。一方で最新の研究によると、2024年に英国のオクスフォード大学の研究で「パワーウォッシュシュミレーター」と呼ばれる高圧洗浄シュミレーションゲームが「メンタル改善に効果がある」傾向を報告しております。欧米在住の約9000人のプレイヤーのデータから気分が改善しており、隙間時間にプレーするだけでも十分な効果が得られる可能性がありました。日本でも昨年10月23日にパート2が発売されており、人気の高さが伺えます。興味なある方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。