2025.09.12

年だから仕方ない!?

なんとなくだるいなぁ〜疲れが取れないなぁ〜と感じている人多いのではないでしょうか?

疲労や肥満、風邪、肩こりの原因を老化と決め込んでいませんか?そして老化から逃れられない

から仕方ないと諦めている方!そんなあなたにとっておきの話です。

老化の原因は細胞の酸化と糖化です。細胞の酸化というのは、酸素を取り込む過程で生まれる

活性酸素が、体内の細胞を傷つけて老化させ、やがて生活習慣病を引き起こすことです。対する

糖化は、余った糖が体内のタンパク質と結びついて、老化や疲労の原因となるAGEs(終末糖化産物)

という物質になることです。酸化と糖化による細胞の老化を食い止めてくれる栄養素が、タンパク質

なのです。人間の体には60兆個もの細胞があり、タンパク質を材料として合成と分解を繰り返して、

日々の人体の各部位を作り替えています。その生まれ変わりをターンオーバーと言います。

ターンオーバーは胃や小腸で3日ほど、皮膚・肝臓・腎臓で1ヶ月、筋肉は2ヶ月、血液は4ヶ月といった

感じで半年前の私は今の私では無いみたいに生まれ変わっていくのです。ただし、きちんとタンパク質

を摂っていればの話ですが。タンパク質を取らなければターンオーバーが進まずに、細胞が老化して

肌のシワが増えたり、髪の毛が薄くなったり、体の不調や内臓機能の低下が起きてくるのです。

つまり、タンパク質を十分に摂取すれば、老化を防ぎ、若々しい体を保つことができるのです。

そんなに大事なタンパク質なのに多くの日本人はタンパク質摂取量が不足しているのです。なんと!

8割の人がタンパク質不足だと推定される報告もあるのです。根本解決(タンパク質摂取)しないで

美容医療に走り込むのは勿体無いですね。風呂の栓をしないでお湯をためようとするような・・・

明日は、どうしてタンパク質不足になるのかを考えてみたいと思います。