糖尿病治療薬がアンチエイジングに!
米国国立衛生研究所(NIH)は、糖尿病治療薬として知られる「メトホルミン」のアンチエイジング
効果を検討する治験を行っているそうです。糖尿病の薬として世界中の多くの人に使われてきた
メトホルミンならば、副作用などのリスクは少ないのではないかと期待されています。しかも、
生産のラインが確立されているので、低コストで供給できるので、万人に抗老化薬としてお届け
しやすいのではないでしょうか?考えてみると、ヒトはこの120年間で寿命が40歳前後から
80歳前後にまで倍加したのです。次の120年間では人間の寿命や健康寿命がどうなるのでしょう?
医療や保健が発達しつつもヒトの寿命の限界は122歳前後だと言われています。果たして如何に?
メトホルミンについて考えたのは、外来に来られた患者さんでオンライン診療でメトホルミンを
高額でお買い求めしているということを伺ったことがあったのです。保険診療つまり糖尿病という
診断名がない限りメトホルミンを内服するのはダメであります。だから自費診療になるのです。
メトホルミンはNIHの実験ではマウスの寿命が6%伸びたのです。単純計算ではヒトであれば5年分
に相当します。メトホルミンはがん細胞の代謝を抑制したり、抗酸化作用や慢性炎症の抑制といった
効果が観察されます。2型糖尿病患者さんの場合、心血管系の改善や死亡率の低下が明らかです。
カニクイザルを対象とした実験でも脳の老化が6年分改善し、脳機能の維持と認知機能の向上が
認められたのです。ですが、副作用もあるので容量によっては寿命延伸効果も見られないので注意が
必要となります。ですが、世界で初めて米国食品医薬品局(FDA)が「老化」に関する症状の遅延や
改善に対して研究を開始していることが、老化を予防する薬と承認されるのではないかと期待され、
ヒトに安全性を持って使用される可能性があるということになるのです。素晴らしい!!!
乞うご期待ですね